ユニットバス施工時の流れ~依頼前に知っておきたい仕事の中身~

マンション・住宅で一般的にユニットバスが普及したのは1985年過ぎ。以前の住宅は、タイル張りの壁に、風呂、場合によってはバランス釜でお湯を沸かすスタイルが一般的でした。

現代ではユニットバスが主流となり、新築工事はユニットバスが標準装備です

今回はユニットバスにリフォーム内容と工程、予算についてお伝えします。

ユニットバス施工の流れ

実際にユニットバスにリフォームする際の組み立ての一連の流れと、組み立て方法を施工事例とともに紹介していきます。

もともとある浴室に新しいものを入れるわけではありません。

浴室の壁や、タイルから、風呂釜をすべて撤去します。タイルをはがす際では少々大きめの音が発生する場合や、ガスを一時止めることもあります。

ユニットバスを置くための基礎工事や給水と排水を新たな出入り口に持っていく準備工事を行います。基礎工事や、床工事はコンクリートを使用して新しくする工事となります。コンクリートを使用しますので、硬化するまで待つため、翌日の工事は行わないことがあります。

ユニットバスを置くために、ユニットバス周りの支柱を補強します。これで、ユニットバスを設置準備は万全です。

この段階ではじめてユニットバスを設置します。ユニットバスは組み立て式になっているで、プロであれば1日で組みあがります。朝納品すれば、夕方前には出来上がっています。

解体した脱衣所側の内装を復旧します。同時にユニットバスへ給水・排水・電気をつなぎこむ作業があります。この作業も1日で完了し、ユニットバスのリフォーム工事が完了です。

ネットでの口コミや周囲の知人に紹介してもらうこともありです。

建物はどの部分を改修しても高額なお金がかかります。その為、絶対にトラブルは起こしたくないものです。

しかし、世の中にはトラブルはつきものです。ユニットバス改修工事を検討されている人には極力トラブルに巻き込まれないよう、事例をお伝えします。

見積もりの内容を細かく確認し、項目が増えることが無いか確認。過去のお客様の請求書の内容や、追加で依頼が多い項目を事前に教えてもらいましょう。

長年住んでいれば、老朽化等もあり、水回りであれば見えないところでカビも発生します。改修工事では既存の風呂釜の撤去などの解体工事もありますので、普段名には見えない部分があらわになってきます。

そこにあるカビや汚れの対策を工事業者が行い、料金を請求されることがあります。

築年数の長い建物にカビなどが発生していることはわかっています。そのことはあえて当初の見積りに入れずに安いと錯覚させた上で後から料金を請求してくる業者もいます。

複数の工事業者から見積りをもらうことにより、必要な項目、足りない項目が見えてきます。疑問点は業者に質問してトラブルを回避してください。

カタログや説明書を先に読んで、わかったつもりでいても、実際に使用すると『思っていたより狭い』といった意見があります。頭ではわかっていても、体の感覚とは異なります。

ユニットバスメーカーやハウスメーカーの展示場で実際に使ってみてください。風呂釜にも衣服をきたまま入ることができます。入浴したときのイメージが格段にあがりますので、必ず、体感してみてください。

ご自宅にある風呂釜より、浅くなったけれども長さが広くなる、ということがあります。長くなったからといって快適とは限りません。浅くなった分も考慮し商品を選びましょう。

これらの工程を行い、ユニットバスのリフォームは1週間程度で完了します。

その間、お風呂には入れないので、他の場所で入浴する必要があります。

このことに注意してリフォームの季節も検討してはいかがでしょうか。

ユニットバスの製品台が約80万円からとなり、解体工事、設置工事といった工事費が約40万円程度となります。ユニットバスやキッチンといった水回りのリフォームの費用は高く見積もってください。

ユニットバスのリフォームに踏み切るにはなかなか勇気のいることです。

世の中には無知な人間を捕まえてぼったくりをしたり、質の悪い工事を行ったりする会社もあるので、信頼できるところに依頼するのが一番です。

信頼できる施工会社は丁寧かつ短期でのユニットバス施工はテツ総建でどうぞ。